横浜FMの今期の優勝する可能性を考えてみた
こんにちは、白狐です。
普段はtoto予想をしていますが、今日は別記事を作ってみました。その名も
「横浜FMの今期の優勝する可能性を考えてみた」
です。普段は試合展開のみを予想していますが、今回は横浜FMのチーム単体を分析しています。この記事が今後の予想にも活かしていけたらと思っています。どうぞ、お付き合いください!
それでは参りましょう。
1.記事の目的
リーグ戦も中盤になり、横浜FMが上位に食い込んできました。スタートダッシュこそ失敗した感がありましたが試合を重ねるごとに徐々に力を発揮。現在は2位まで順位を上げてきました。ここでは、安定的に上位に食い込む横浜FMのチームスタイルを数値化し客観的に考えることで横浜FMのリーグ戦連覇の可能性を考えてまいります。
2.成績から横浜FMの強さを考える
年度 | 順位 | 勝ち点 | 試合数 | 勝ち | 分け | 負け | 得点 | 失点 | 得失点 | 平均得点 | 平均失点 | 支配率 | 平均勝ち点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 1 | 68 | 34 | 20 | 8 | 6 | 70 | 35 | 35 | 2.06 | 1.03 | 57.9 | 2.00 |
2021 | 2 | 79 | 38 | 28 | 7 | 7 | 81 | 28 | 53 | 2.13 | 0.74 | 60 | 2.08 |
2020 | 9 | 47 | 34 | 14 | 5 | 15 | 69 | 59 | 10 | 2.03 | 1.74 | 58.1 | 1.38 |
↑
こちらは過去3年間のチーム成績一覧です。
これを見ると昔から横浜FMは攻撃的なチームだということがわかりますね。21年を起点に守備力も改善し、この頃から順位が飛躍的に上がり優勝争いの中心チームとなりました。
年度 | 順位 | 勝ち点 | 試合数 | 勝ち | 分け | 負け | 得点 | 失点 | 得失点 | 平均得点 | 平均失点 | 支配率 | 平均勝ち点 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2023 | 2 | 21 | 11 | 6 | 3 | 2 | 21 | 12 | 7 | 1.91 | 1.09 | 53.4 | 1.91 |
↑
こちらが現在(11節まで)の成績一覧。上位に食い込むようになった過去2年間と比べると得点力が下がっていますが、守備力に大きな変化がないような気がします。
ではここからに攻撃面と守備面を平均得点・平均失点から考えてみましょう。
3.平均得点から考える横浜FMの攻撃力
23シーズン1試合当たりの平均得点が1.91となっています。昨年の平均得点が2.06なので0.14減少しています。ここの減少について考えてみましょう。
2022 2023
CF | CF | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LSH | OH | RSH | LSH | OH | RSH | |||||||
DH | DH |
⇒ |
DH | DH | ||||||||
LSB | CB | CB | RSB | LSB | CB | CB | RSB | |||||
GK | GK |
↑
こちらが昨年と今期のフォーメーションの比較。4‐2‐1‐3とシステム的に変更はないです。多少のスタメン変更はありましたが、昨年と大きな戦術的な変更はないと考えられます。
2022 2023(11節まで)
ポジション | 得点 | アシスト | ポジション | 得点 | アシスト | |
---|---|---|---|---|---|---|
CF | 22 | 4 | CF | 7 | 2 | |
LSH | 15 | 11 | LSH | 4 | 6 | |
OH | 10 | ⇒ | OH | 2 | ||
RSH | 7 | RSH | 3 | 7 | ||
DH | DH |
↑
次にこちらの表ですが、こちらはポジションごとのチーム内の得点・アシスト数(上位3位まで統計)したものです。
ここからOHの得点力・LSBのアシスト数が低下していることがわかります。
調べてみるとレオセオラ選手(C大阪へ)と仲川選手(FC東京へ)の移籍が要因だと考えています。レオセオラ選手はCFの2番手として試合に出場。11得点をあげていました。一方の仲川選手もスタメンではないものの、RSHとLSHの両方の2番手で出場。7得点6アシストをマークしていました。両選手ともスタメンではなかったですが、スーパーサブとして活躍していた選手です。両選手がいなくなったことで選手層が薄くなり、結果得点力が低下したことが原因と考えました。
4.平均失点から見る横浜FMの守備力
次に守備力を考えてみましょう。今シーズンの1試合当たり失点数は1.09。昨シーズンが1.03だったので大きな変化はないように感じます。しかし、その失点状況を考えて見ると大きな変化がみられます。
年度 |
PK |
セットプレー |
クロス |
中央突破 |
こぼれ球 |
2023 |
0.0% |
9.1% |
63.6% |
18.2% |
9.1% |
2022 |
0.0% |
40.0% |
25.7% |
28.6% |
5.7% |
↑
こちらは昨年と今期の失点状況の割合です。昨年の失点パターンはセットプレーが多かったですが今期はセットプレーからの失点は改善されました。しかし一方でサイド攻撃から失点するパターンがすごく多いことがわかります。要因を考えてみるこちらはスタメン変更の影響が考えられる。昨年スタメンだったエドゥアルド選手と岩田選手(セルティックFCへ)の後任に畠中選手と角田選手が入り、守備スタイルが変わったことによる割合の変化が直接の原因と考えます。
つまり、横浜FMの守備はスタメンが変わり失点状況は変わったが失点数に大きな変化はないとみられるということです。
5.横浜FMの優勝の可能性
以上の攻撃面、守備面の考察から横浜FMは
「せくシーズンと比べて攻撃面で選手層薄さによる得点力の低下が心配されるが、守備面ではCB2人の頑張りもあり、昨年並みの守備力を維持している。
昨年のような圧倒的な優勝は考えられないかもしれないが、今のままでも十分優勝を狙える攻撃力・守備力を有している。」
と結論付けました。
6.まとめ
いかがだったでしょうか?なんか書いているうちに熱くなってしまい、だんだん堅めの書き方になってしまいました(笑)
いつもは試合展開のみを考えていたのでこうやって1つのチームを深堀していく作業はとても新鮮で楽しかったです。今後は、ほかのチームも検証することで予想に活かしていきたいと思います。
では、また~
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